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海外進出の際に知っておくべき国際税務

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海外に進出した際に利益を最大化するには、国際取引における税務、つまり国際税務についてよく理解しておくことが重要です。ここでは、海外進出の際に知っておくべき国際税務についてご紹介します。

■国際税務とは
国際税務とは、国際取引における税務分野全般のことを指します。つまり、国際取引に関係する税法や、日本が外国と締結している租税条約、取引相手国内の税法などを含む分野です。

国際間の取引では、日本国内だけでなく、相手国の税制についても理解することが必要であるため、非常に複雑になっています。しかし、利益を最大化するためにはこれらをよく理解し、慎重に税務戦略を立てることが重要です。


■租税条約
租税条約とは、二国間で締結される条約で、取引相手国と結ばれている租税条約によって税率は決定します。また、これは国際的な二重課税、脱税を防止することを目的に締結されるものであり、国内の税法よりも条約での取り決めが優先されます。そのため、国際取引を行うには、第一に確認するべき事項であると言えます。

しかし、中には租税条約が締結されていない場合も存在します。そのような際には、通常の取引よりも税負担が重くなることも可能性があるため注意が必要です。

このように国際取引には考慮すべき事項が存在します。そのため、海外進出をお考えの際は専門家に相談することをおすすめします。

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